VRMスプリングボーン調整ツール


起動に少し時間がかかることがあります。
エラーなどで起動できない場合は以下を試してみてください。
・PC:Shiftキーを押しながらF5キー、またはShiftキーを押しながらブラウザの更新ボタン
・モバイルやSafari:履歴の削除

ツールの説明

  • ゲームやメタバース等で利用されているVRM形式のキャラクタモデルに設定されている揺れものを調整するツールです
  • スマホからでも利用可能、ブラウザ実行なのでツールをダウンロードする必要はありません
  • VRoidで作成されたモデルをお手軽に設定
    胸揺れを抑えたり、スカートへ重力を設定することができます
    お好みで詳細な設定をすることも可能
  • インポートしたVRMや調整データはローカルでの処理となりサーバーには保存されませんのでお気軽に活用してください、また調整したVRMは別名で保存できます
  • VRM 0.xに対応(VRM 1.xは未対応)
    • ツールが使用しているUniVRMのバージョンは「v0.106.0」です

クイックガイド

  1. VRoid Hub等のサービスでVRMファイルをご用意ください
  2. メイン画面が起動したら画面上にある「ファイルを選択」ボタンをクリック
    VRMファイルを選択
    ※ Safariの場合、メニューが開くのでその中から「ファイルを選択」を選択
    ※ メイン画面が起動後、ドラッグアンドドロップでもインポートできます(PC向け)
  3. 少し待つとVRMが読み込まれ画面上に表示されます
    左側にメニューと、右側にVRMスプリングボーンのリストが表示されます
  4. 左のメニューから「VRoidおすすめ設定」ボタンをクリック
  5. 実行したい機能にチェックが入っていることを確認して「OK」ボタンをクリック
  6. 左のメニューから「エクスポート」ボタンをクリック
    設定が反映されたVRMファイルが保存されます
    ※ 端末のメモリが不足している場合
     ページ再読み込みやエラーメッセージが表示されることがあります
     エラーメッセージが表示された場合は正常に動作しませんのでページを再読み込みしてください
  7. ツールに終了ボタン等はありませんので使用が終わったらブラウザのタブを閉じてください

スプリングボーンを個別に設定する場合

  1. 右側のVRMスプリングボーンのリストをクリックすると選択状態となります
    複数選択もできます、もう一度クリックすると選択解除
  2. 「スプリングボーン編集」ボタンをクリック
  3. スプリングボーンの設定を一括で変更できる画面が開きます
    複数選択した場合に値が異なるものが含まれているとハイフンで表示されます
    ハイフン状態でもスライダーで一括で値を変更できます
    ハイフンの状態のままだとそれぞれの値を保持したまま他の設定値を変更できます
    数値部分をクリックすると数値入力できます
    プレビューにチェックを入れるとリアルタイムで変更を確認できます
  4. OKボタンをクリックすると値が反映されます
    元の設定に戻すことはできないので最初からやり直したい場合は再インポートしてください
  5. 「エクスポート」で反映されたVRMを保存できます

モデルビューの操作方法

  • モデルの回転
    • モバイル:1点タッチドラッグ(Safariの場合、ドラッグ中にフルスクリーンが解除されることがあります)
    • PC:マウス右ボタンドラッグ
  • カメラをズーム
    • モバイル:2点タッチ ピンチ
    • PC:マウスホイールスクロール
  • モデルの移動
    • モバイル:3点タッチドラッグ
    • PC:マウス左ボタンまたは中ボタンドラッグ
  • タッチ操作が優先になっているためタッチ操作中はマウスは使用できません

トラブルシューティング

  • 【iOS】ファイル名入力後にボタンが効かなくなった
    • フルスクリーンボタンをクリックしてみてください
  • 【Chrome】エクスポートすると口以外が透明になってしまう
    • 「ハードウェアアクセラレーション」の設定が無効になっていると発生することがあるようです、Chromeの[設定]-[システム]-[グラフィック アクセラレーションが使用可能な場合は使用する]が無効になっていないかご確認ください

VRoidおすすめ設定の詳細(参考までに)

  • バストの揺れを抑える
    • 変更対象:VRM Spring BoneのCommentが「Bust」
    • 変更内容
      • Stiffness Force:2
      • Gravity Power:0
      • Drag Force:0.5
  • スカートに重力を追加する
    • 変更対象:VRM Spring BoneのCommentが「Skirt」
    • 変更内容
      • Stiffness Force:0.35
      • Gravity Power:0.2
      • Drag Force:0.5
  • スカート後ろ側を曲げない
    • 変更対象:スカート後ろ側のボーン
    • 変更内容:親子関係をHipsボーンの下に移動
  • リムライトのテカリを抑える
    • 変更対象:VRM内の全Skinned Mesh Rendererの共通マテリアル
    • 変更内容:Normal Mapの値(MToon Shaderパラメータ _BumpScale):0
  • リムライトなし
    • 変更対象:VRM内の全Skinned Mesh Rendererの共通マテリアル
    • 変更内容
      • Emission – MatCap(MToon Shaderパラメータ _SphereAdd):null
      • Rim – Color(MToon Shaderパラメータ _RimColor):黒
      • Rim – Lighting Mix(MToon Shaderパラメータ _RimLightingMix):0
      • Rim – Fresnel Power(MToon Shaderパラメータ _RimFresnelPower):100
      • Rim – Lift(MToon Shaderパラメータ _RimLift):0.1

バージョンアップについて

  • キャッシュにデータがある場合、以前のバージョンが起動します
  • バージョンは画面右下でご確認頂けます
  • 新しいバージョンで起動する場合は、Shift + ブラウザの更新ボタンをクリック
    • モバイルやSafariの場合は、履歴の削除をお願いします

紹介動画

更新履歴

  • v1.8 – 2024/11/20
    • 名称表示UIのXMLタグ入力を無効化
  • v1.7 – 2024/8/11
    • アニメーション追加(歩く、ジャンプ)
    • 調整中もアニメーション切り替え可能にしました
    • ライトの調整
    • UniVRMのバージョンを0.106.0に変更(リムライトのテカリを抑えるを実行しなくてもclusterでぬるぬるしない一番新しめのバージョン)
  • v1.6 – 2024/1/20
    • スプリングボーンコライダー表示対応
    • UniVRMをv0.110.0からv0.111.0にバージョンアップ
  • v1.5 – 2023/9/21
    • WebGLメモリ容量設定値を変更
  • v1.4 – 2023/8/12
    • quest版clusterでテクスチャにゴミが表示されることがあるのを改善
  • v1.3a、v1.2a – 2023/5/25
    • VRoidで「髪を結合しない」設定でエクスポートしたデータ使用時にツールを通すと髪のメッシュ分マテリアルが増えてしまう問題を修正
  • v1.3 – 2023/5/17
    • UniVRMをv0.108.0からv0.110.0にバージョンアップ
  • v1.2 – 2023/5/17
    • VRoidおすすめ機能にスカート後ろ側を曲げない設定を追加
    • 画面右下にUniVRMのバージョンを表示するよう変更
  • v1.1 – 2023/4/5
    • プレビューの挙動修正(キャンセル時にプレビュー表示前の変更が戻っていなかった)
  • v1.0 – 2023/3/30
    • スプリングボーン編集画面にプレビュー機能を追加
    • VRM用おすすめ設定に「リムライトなし」の機能を追加
    • VRM情報の表示機能を追加(メニュー「VRM情報」)
    • 英語UI対応(メイン画面起動後に右上から言語を選択)
  • v0.4 – 2023/3/24
    • ファイルのドラッグアンドドロップによるインポートに対応(PC向け)
    • シェーダー未対応で使用できなかった一部のモデルが使用可能になりました
  • v0.3 – 2023/3/23
    • 選択したスプリングボーンのマーカー表示
    • UIを調整、フルスクリーンの解除をボタンでもできるように
    • スプリングボーンにコメントが設定されていないモデルでエラーになっていたのを修正
    • スプリングボーンのコメントでの文字抜けが発生しにくくなりました
  • v0.2 – 2023/3/21
    • パラメータの数値入力対応(編集画面の数値部分をクリック)
  • v0.1 – 2023/3/18
    • 公開

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